長い時間を積み重ねて作られた最も大きな自然湖も北朝鮮にある。豆満江(トゥマンガン)が東海(トンヘ、日本海)のふところに抱かれた咸鏡北道慶興郡(ハムギョンブクド・キョンフングン)の東端の東藩浦(トンボンポ)・西藩浦(ソボンポ)だ。もともと湾だったが豆満江が運んできた土砂を東海の海水が押し上げて自然の堤防になりながら潟湖(海水が混じった海岸湖)に変わった。狭い首でつながった2つの湖の周囲は45キロ、汝矣島(ヨイド)面積の7倍の大きさだ。宝物のような湖だ。
晴れた日に、北朝鮮・中国・ロシアの3国が境界を共有する中国の防川の展望台「龍虎閣(ヨンホガク)」に上がれば、北朝鮮とロシアをつなぐ豆満江の鉄橋の背後に湖が視野に入ってくる。
晴れた日に、北朝鮮・中国・ロシアの3国が境界を共有する中国の防川の展望台「龍虎閣(ヨンホガク)」に上がれば、北朝鮮とロシアをつなぐ豆満江の鉄橋の背後に湖が視野に入ってくる。
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