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対馬の盗難仏像、韓国検察が返還を決定

ⓒ 中央日報日本語版
2012年、韓国の文化財窃盗団が日本の対馬から盗んで韓国に持ち込んだ統一新羅時代の仏像1点が日本側に返還されることになった。

韓国の大検察庁は15日、報道資料を通じて2012年10月に対馬の寺社から窃盗団が盗み出した仏像2点のうち、銅造如来立像を日本に返すことにしたと明らかにした。銅造如来立像は1974年に日本で重要文化財に指定されていた。

大検察庁関係者は「文化財庁の鑑定の結果、銅造如来立像が日本に搬出された正確な経路が確認されないことと国内で所有権を主張する寺院や団体がないため、刑事訴訟法により日本の神社の返還請求を受け入れた」と説明した。


検察はしかし、高麗時代に製作されたと推定される金銅観音菩薩座像については、日本の観音寺と忠清南道瑞山(チュンチョンナムド・ソサン)の浮石寺(プソクサ)が所有権を争っていて、裁判所が占有移転禁止の仮処分決定を下したとして返還決定を保留した。



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