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人民元、日本円抜いて「4大国際通貨」に浮上?=韓国経済研究機関

ⓒ 中央日報日本語版
中国人民元が日本円を抜いて米ドル、ユーロ、英ポンドに続き「4大国際通貨」に浮上する可能性が提起された。

韓国の現代経済研究院が14日に発表した報告書「人民元の国際化政策点検と示唆する点」によると、2013年5月に世界に流通している通貨のうち、人民元の比率は約0.8%で全体通貨の中で13位だった。しかし、人民元は今年5月には2.2%とドル(45.0%)、ユーロ(28.0%)、ポンド(7.9%)、円(2.6%)に次ぐ世界5大ハードカレンシーに浮上したと明らかにした。

報告書は、中国政府が人民元の国際化政策を推し進めた結果だと分析した。中国政府は2009年4月、上海など5地域を皮切りに2012年からはすべての輸出業者が人民元で貿易決済を行うことを許容した。この結果、2009年末に36億元(約715億円)だった人民元の貿易決済金額は2014年末には約1兆7000億元と実に480倍急増した。


報告書はまた、中国人民元が国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)通貨に編入されるなど国際通貨となる可能性も大きくなっていると分析した。今後、中国人民元がSDRに編入された場合、SDR通貨の約10%を占めると推定した。

現在、SDR構成通貨比率はドル41.9%、ユーロ37.4%、ポンド11.3%、円9.3%の順だ。報告書は人民元がSDRに編入された場合、通貨比率はドル37.7%、ユーロ33.7%、ポンド10.2%、人民元10%、円8.5%などに変わるだろうと予想している。こうなった場合、人民元は円を抜いて4大国際通貨に浮上する可能性が高いと報告書は見通した。



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