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<韓日世界遺産葛藤>朝鮮人強制労働の証拠が見つかる

ⓒ 中央日報日本語版
日本が日帝強占期当時、炭鉱で朝鮮人の逃亡を防ぐために鉄条網を張り巡らしていたという記録が見つかった。

12日、複数の韓国メディアの報道によると、韓日文化研究所の金文吉(キム・ムンギル)所長は11日、日本のある博物館で福岡の山野炭鉱の物資明細書を公開した。用途を「半島人合宿所」と明記した物資明細書の書類には「半島人逃走防止ノタメ合宿周囲ニ高サ七尺延(?)一四〇間(約254メートル50センチ)ノ板塀ヲ新築スルモノトス」と明示されている。7尺は約2メートル12センチ、140間は約254メートル50センチ。

金所長は「半島人が朝鮮人強制徴用者を意味しており、当時、朝鮮人が強制的に動員されて、事実上、監禁状態で強制労働に苦しめられていた事実を示す証拠」と説明した。


これに先立ち、佐藤地ユネスコ日本大使は今月5日にドイツ・ボンで開かれた国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の会議で、声明を通じて「厳しい環境の下で働かされた(forced to work)多くの朝鮮半島出身者等がいた」と言及した。

しかし、菅義偉官房長官や岸田文雄外相はこれについて「(徴用は)国際労働機関(ILO)の強制労働条約で禁じられている強制労働にあたらない」とし「強制労働を意味するものでは全くない」と明らかにした。



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