2015年と2060年の各種人口調査の結果
調査対象201カ国中、高齢者の人口比率順位は今年の51位から2030年は15位、2060年には2位に上がる。2060年高齢者人口比率が最も高い国と思われる国はカタール(41.6%)だ。だがカタールは現在の人口が290万人に過ぎず、予測正確度が落ちるというのが統計庁の説明だ。人口が少ない小国を除けば事実上、韓国が世界で最も老いた国になるという話だ。
高齢化が加速化しながら働くことのできる生産可能人口(15~64歳)対比の高齢者人口も急激に増加する。今年15~64歳の人口100人が扶養しなければならない65歳以上は17.9人で全世界54位だ。
だが2060年には80.6人に急増し、カタール(85.8人)やオマーン(83.7人)に続き3位を記録すると展望された。オマーンもやはり人口が415万人に過ぎず予測の正確度が低い。ただし北朝鮮と統一されるならば高齢化スピードは多少遅れると展望された。韓国と北朝鮮を合わせた人口は今年7600万人で、2030年には7900万人に増えると予想された。韓国・北朝鮮の人口がピークになる時期は2032年と予測された。統一されなかった場合よりも人口ピークに達する時期が2030年から2年遅れる。北朝鮮の2010~2015年の出産率は2人で韓国(1.23人)よりも高い。
韓国、2060年には「最も老いた国」…人口の40%が65歳以上(2)
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