4日、ドイツ・ボンで開かれたユネスコ世界遺産委員会で世界遺産に登録された百済歴史遺跡地区8カ所のうちの4カ所。写真は全羅北道益山の弥勒寺跡。660年まで存続し、古代東アジアの共有文化圏の形成に中心的な役割を果たした古代国家・百済の歴史と文化が新たに照明が当てられたことに伴い、この地域の観光活性化と並行して韓国文化遺産のグローバル化が期待される(写真=文化財庁)
忠清南道扶余の定林寺跡
忠清南道扶余の羅城
忠清南道公州の松山里古墳群
韓国・北朝鮮ユネスコ世界遺産登録目録
審査を行った世界遺産委員会と国際記念物遺跡会議(ICOMOS、イコモス)は百済歴史遺跡地区が「韓国・日本・中国の三国古代王国の間の相互交流の歴史をよく残しており、百済の来世観・宗教・建築技術・芸術美などを含む百済の歴史と文化の突出した証拠」と評価した。およそ1400年前の東アジア文化交流の中心だった百済の文化遺産が世界の人々の文化遺産として生まれ変わったのだ。
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