まず韓国の政府支援R&Dでなぜ革新が必要なのかを明確に理解する必要がある。韓国の科学技術は1960年代中盤から政府主導のトップダウン(top-down)方式でいち早く効率的に発展してきて、経済成長で国家財政に余裕が生まれながら多様な利害当事者が登場した。この過程で、政府のさまざまな部署と研究者が競争的に規模を大きくしながら政府のR&D予算は2000年の4兆ウォン台から2015年には19兆ウォンと5倍近くも増加した。これを通じて研究論文や特許の数字など計量的な指標は飛躍的に発展した。
だが経済発展のスピードが鈍化して、政府が財政健全化に努力を傾けながら今やR&D予算が過去のようなスピードで増える可能性はほとんどなかった。一方、科学技術界の量的成長が質的発展を後押しできず、国家と社会に実際に助けになるような研究成果はわずかだった。すなわち今では投資対比の生産性を高めるために、ほとんどすべての水準で効率性を高める試みをするほかはない状況になったのだ。
【時論】核心を避けていく韓国政府のR&D革新案(2)
だが経済発展のスピードが鈍化して、政府が財政健全化に努力を傾けながら今やR&D予算が過去のようなスピードで増える可能性はほとんどなかった。一方、科学技術界の量的成長が質的発展を後押しできず、国家と社会に実際に助けになるような研究成果はわずかだった。すなわち今では投資対比の生産性を高めるために、ほとんどすべての水準で効率性を高める試みをするほかはない状況になったのだ。
【時論】核心を避けていく韓国政府のR&D革新案(2)
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