韓国が東南アジア国家連合(ASEAN)のクロスボーダーM&A(企業の買収・合併)市場で、競争国である日本や中国に大きく押されていることが明らかになった。
韓国貿易協会の国際貿易研究院が1日発表した「日本・中国のASEANクロスボーダーM&A競争、韓国の戦略は?」報告書によれば、日本と中国は2010年1月から2015年5月までにASEANのM&Aでの買収金額基準としてそれぞれ13%(1位)と8.1%(5位)の占有率を記録した一方、韓国の占有率は2.4%(12位)にとどまった。
この報告書は、ASEANのM&A市場が拡大する中で、日本と中国の占有率が2013年が日本(28.5%)・中国(4.7%)、2014年は日本(9.9%)・中国(24.6%)とASEANクロスボーダーM&Aを主導してきたと掲載した。また今後、日本は円安にともなう企業の好実績を武器に、中国は外国投資審査手続きの緩和などに後押しされてASEANのM&A市場攻略を加速化させるものと見通した。
貿易協会研究院は「ASEANのM&A市場で韓国が両国間に挟まれたナッツクラッカー(くるみ割り器に挟まれたくるみのように本来の力が発揮できない)現象を見せており、流通・金融業種や国際的競争力を持っているIT業種をターゲットにM&Aを拡大する必要がある」と明らかにした。
韓国貿易協会の国際貿易研究院が1日発表した「日本・中国のASEANクロスボーダーM&A競争、韓国の戦略は?」報告書によれば、日本と中国は2010年1月から2015年5月までにASEANのM&Aでの買収金額基準としてそれぞれ13%(1位)と8.1%(5位)の占有率を記録した一方、韓国の占有率は2.4%(12位)にとどまった。
この報告書は、ASEANのM&A市場が拡大する中で、日本と中国の占有率が2013年が日本(28.5%)・中国(4.7%)、2014年は日本(9.9%)・中国(24.6%)とASEANクロスボーダーM&Aを主導してきたと掲載した。また今後、日本は円安にともなう企業の好実績を武器に、中国は外国投資審査手続きの緩和などに後押しされてASEANのM&A市場攻略を加速化させるものと見通した。
貿易協会研究院は「ASEANのM&A市場で韓国が両国間に挟まれたナッツクラッカー(くるみ割り器に挟まれたくるみのように本来の力が発揮できない)現象を見せており、流通・金融業種や国際的競争力を持っているIT業種をターゲットにM&Aを拡大する必要がある」と明らかにした。
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