国内ではMERS事態で景気見通し悪化
カギはMERS事態がどれほど長引くかだ。長期化すれば経済に及ぼす衝撃はそれだけ大きくなるしかない。産業研究院は30日、MERS衝撃が3カ月間(6-9月)続く場合、観光支出が最大4兆6366億ウォン減少すると見込んでいる。5カ月間(6-10月)続けば減少額は最大7兆5616億ウォンと予想した。今年の国内総生産(GDP)はMERSが3カ月間続く場合は0.14-0.25ポイント、5カ月続けば0.24-0.42ポイント低下するという見方を示した。産業研究院のパク・ムンス研究委員は「消費心理が冷え込み、サービス業を中心に経済活動が鈍化するだろう」とし「対外的な国家信頼度にもマイナスの影響を及ぼし、輸出と投資誘致に支障をきたす恐れがある」と述べた。
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