韓国政府は１日、関係機関合同会議を開いてギリシャ危機と関連した金融市場状況と対応策を点検した。

韓国政府はギリシャが「事実上デフォルト（債務不履行）」状態に陥ったことに対して、まだ金融市場不安を解消するためのアクションプランを出すほど状況は悪くないと判断した。

韓国企画財政部関係者は「ギリシャが償還満期日までに国際通貨基金（ＩＭＦ）に債務を返済できないというのが多数の予測だった」とし「ＩＭＦに対する債務不履行自体が公式的なデフォルトではない」と伝えた。


韓国政府はまた、ギリシャとの交易規模がそれほど大きくないうえ韓国の対外健全性は高いため、ギリシャ危機が韓国経済に及ぼす影響は大きくないとみている。昨年基準で、ギリシャが韓国の輸出で占める比重は０．２％、金融機関エクスポージャーは０．８％水準。