ギリシャがついに事実上の債務不履行（デフォルト）に追い込まれた。米ＣＮＮマネーは３０日、ギリシャ財務省報道官の話として「国際通貨基金（ＩＭＦ）にこの日までに返済しなければならない１５億４０００万ユーロを返済できなかった」と報道した。ギリシャは２００９年１２月に財政危機に陥ってから５年余りで事実上のデフォルトを迎えた。

ギリシャ政府はこれに対し国際債権団に３度目の救済金融を電撃要請した。

ギリシャのチプラス首相はこの日声明を出し、「２年間欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）がギリシャに必要な財政と債務再調整を支援することを要請した」と話した。ボールはユーログループに渡った。ユーロ圏１９カ国の財務相は３０日午後７時（韓国時間７月１日午前２時）にギリシャの新たな提案を議論するための緊急電話会議を開き、ギリシャ問題を議論した。これと関連し、ドイツのメルケル首相は「ギリシャの国民投票前には３度目の救済金融は考慮しない」と明らかにした。