旧日本軍慰安婦被害者の金福童(キム・ボクドン)さん(89)は先月29日(現地時間)、「オバマ米大統領が友人なら、安倍首相の間違った道を正さなければいけない」と述べた。米国を訪問中の金さんはこの日、バージニア州ヴィーナの飲食店で記者懇談会を開き、日本と米国が防衛協力のための指針(ガイドライン)を改定して日本の再武装が可能になったという報道を取り上げ、「過去の過ちを学べなかった日本が戦争の準備をするが、このようなことがあってはいけない」とし、このように語った。金さんは「安倍首相が(米国に)いくらお金をたくさん渡すとしても、大国の大統領ならそうするべきだ」と強調した。
14歳の時にだまされて慰安婦として連れられ、中国広東、インドネシア・スマトラ、マレーシア、シンガポールなどで苦痛を受けた金さんは「故国に帰ってはきたが(慰安婦問題に関する限り)私たちは解放されていない」とし「生きている被害者はもうあまり残っていない」と訴えた。金さんは「私も今日死ぬか明日死ぬか分からないが、これが解決されないまま死ぬのが悔しいため、良くない体でここまで来た」と述べた。
金さんは慰安婦として拘束されている間、患者に強制的に献血までしたことを伝え、「血まで奪っていた人間が今になって(慰安婦は事実とは)違うということはできない」と話した。また金さんは「いま安倍首相が政権を握っているため、自分の先祖の過ちを許してほしいと謝罪し、法的賠償をしなければいけない」とし「にもかかわらずまだ自分たちがしたことではないと話している」と批判した。
金さんは1日にワシントンの駐米日本大使館で開かれる「水曜集会」に参加し、慰安婦問題の解決を求める予定だ。ソウルで開催されてきた水曜集会がワシントン在米日本大使館前で開かれるのは今回が初めて。今回のデモには韓国挺身隊問題対策協議会(常任代表ユン・ミヒャン)、ワシントン慰安婦問題連合(会長イ・ジョンシル)なども参加し、日本政府側に慰安婦を認めて謝罪することを要求する書簡を伝える計画だ。
一方、ソウル市は30日、金さんを今年の女性賞大賞受賞者に選定した。ソウル市は「日本軍慰安婦被害者としてその実情を一つ一つ告発し、日本政府の公式的な謝罪を求め、女性の人権のために国際的な活動を続けている」と選定理由を明らかにした。金さんは「まだ日本軍慰安婦問題は解決されず、私が特別にした活動もないようで、感謝の気持ちと同時に複雑な思いがある」とし「生存者が生きている間に日本政府が謝罪し、賠償し、子供たちに平和な世界を引き渡したい」と受賞の所感を語った。
14歳の時にだまされて慰安婦として連れられ、中国広東、インドネシア・スマトラ、マレーシア、シンガポールなどで苦痛を受けた金さんは「故国に帰ってはきたが(慰安婦問題に関する限り)私たちは解放されていない」とし「生きている被害者はもうあまり残っていない」と訴えた。金さんは「私も今日死ぬか明日死ぬか分からないが、これが解決されないまま死ぬのが悔しいため、良くない体でここまで来た」と述べた。
金さんは慰安婦として拘束されている間、患者に強制的に献血までしたことを伝え、「血まで奪っていた人間が今になって(慰安婦は事実とは)違うということはできない」と話した。また金さんは「いま安倍首相が政権を握っているため、自分の先祖の過ちを許してほしいと謝罪し、法的賠償をしなければいけない」とし「にもかかわらずまだ自分たちがしたことではないと話している」と批判した。
金さんは1日にワシントンの駐米日本大使館で開かれる「水曜集会」に参加し、慰安婦問題の解決を求める予定だ。ソウルで開催されてきた水曜集会がワシントン在米日本大使館前で開かれるのは今回が初めて。今回のデモには韓国挺身隊問題対策協議会(常任代表ユン・ミヒャン)、ワシントン慰安婦問題連合(会長イ・ジョンシル)なども参加し、日本政府側に慰安婦を認めて謝罪することを要求する書簡を伝える計画だ。
一方、ソウル市は30日、金さんを今年の女性賞大賞受賞者に選定した。ソウル市は「日本軍慰安婦被害者としてその実情を一つ一つ告発し、日本政府の公式的な謝罪を求め、女性の人権のために国際的な活動を続けている」と選定理由を明らかにした。金さんは「まだ日本軍慰安婦問題は解決されず、私が特別にした活動もないようで、感謝の気持ちと同時に複雑な思いがある」とし「生存者が生きている間に日本政府が謝罪し、賠償し、子供たちに平和な世界を引き渡したい」と受賞の所感を語った。
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