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中国人観光客、MERS衝撃の韓国の代わりにどこを行くのかと思いきや…

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国観光業界を養う中国人観光客たち。

年間1億人が海外旅行に出かけるという中国人の足が最近がある国に向けられている。

閉鎖された社会主義国家から変貌を遂げ、最近対外開放を積極的に行っているキューバだ。もともとキューバは社会主義国家の中国とは友好国として身近に接してきた。中国官営言論において、ハバナ特派員はワシントン特派員の地位と並ぶほどキューバは重要な位置を占めた。


中国人のキューバ愛が今は旅行業界で花開くことになった。中国の航空会社は中国-キューバ間の直航路の開設に乗り出した。今年9月には北京-ハバナ間の直行便が就航する予定だ。

キューバ観光業界も中国人観光客を歓迎する雰囲気だ。中国人観光客を迎えるホテルも準備の真っ最中だ。5星級ホテルやヨット体験はもちろん、現地の食事が口に合わなかった場合に備えて中国料理も出せるようなサービスを備えるために努めている。

昨年キューバを訪れた中国人観光客は2万8000人に過ぎなかったが、今後は年間2ケタ以上で観光客が増える見込みだ。

ことし5月には中国不動産大手が乗り出して、キューバに18ホールのゴルフコースを作ってコンドミニアムを建設することにした。キューバには現在13件のリゾートプロジェクトが中国によって進められている。金額としては4億6000万ドル(5100億ウォン)以上になる。これに先立ち、昨年7月には中国の習近平国家主席がキューバを訪れて港湾施設の現代化やゴルフコースの開発など30件の2国間協力を締結した。キューバ観光業界は、2024年になればキューバ経済総生産(GDP)の11%を観光業界が占めるようになると予想している。



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