円安現象が長期化して大企業など元請け企業の実績が悪化しながら中小企業の経営難が加重している。京畿道安山(キョンギド・アンサン)のある金型工場では、従業員が稼働を停止した機械を眺めている。(写真=韓国経済DB)
中小企業が限界状況に追いやられている。長期化している円安被害は大企業を助けることなく海外市場で技術力で争う企業がそっくりかぶっている。仁川(インチョン)の半導体装備企業A社は今年1-3月期の売り上げが前年同期比で20%減少した。一方、日本の競合企業などは売り上げを伸ばした。A社は「半導体の好況にもかかわらず韓国装備企業の売り上げだけが減った」として「日本の競合企業が円安に後押しされて最大30%まで価格を安く提示して顧客を奪っているため」と伝えた。
<危機の韓国中小企業>「日本の競合企業、価格30%引き下げ」…MERS「内需急減、工場停止」(2)
この記事を読んで…