4人(13日)、1人(14日)、3人(15日)、5人(16日)…。サムスンソウル病院発の中東呼吸器症候群(MERS)患者発生が続いている。スーパー伝播者(14番目の患者)がこの病院の救急室内外で接触した人たちが潜伏期を経て発病する時期は12日ごろに終わると保健当局は予想したが、この時期を越えても新規患者が毎日出ている。
146番目の患者(55)は先月27、28日にサムスンソウル病院救急室を訪問し、14人目の患者に露出した。しかし実際に発熱の症状が表れたのはそれから16-17日も過ぎた13日だった。158人目の患者(50)も先月27日にサムスンソウル病院に行って14人目の患者と接触し、半月が過ぎた11日に筋肉痛を伴った疲労症状が表れた。2人はそれぞれ14日と16日に感染が確認された。
2人は保健当局が当初想定した潜伏期基準(2-14日)を越えた患者だ。このような患者が今後さらに増えれば、サムスンソウル病院の部分閉鎖終了時点(24日)も延長されなければならない。これに関し、中央MERS管理対策本部側は「救急室移送要員の137番目の患者(55)が発生しながら設定された病院の部分閉鎖期間を変更する予定はない」という立場だ。権ジュン郁(クォン・ジュンウク)福祉部公共保険政策官は「(潜伏期を)最長14日間とみて管理するのが妥当であり、問題はないと考える」と述べた。症状が軽ければ患者がこれを認知できないこともあるという理由からだ。
保健当局が潜伏期基準を固守し、潜伏期が過ぎたという理由で隔離が解除された80代の女性が、その3日後に感染が確認されるというケースもあった。京畿道平沢市は「グッドモーニング病院に隔離され、14日に退院したKさん(80)がMERS陽性判定を受けた」と発表した。Kさんは17人目の患者(45)と先月27-30日にグッドモーニング病院の同じ病棟に入院し、隔離された。隔離期間中はMERS検査を4回受けた。1-3次では「陰性」、14日の4次では「判定不可」という結果が出た。保健当局はひとまず潜伏期14日が過ぎたと判断し、Kさんの隔離を解除した。しかし5次と6次検査で「陽性」と判明した。
保健当局を困惑させるケースは他にもある。見舞いや看病のためサムスンソウル病院を訪れて患者になったケースが続いているという点だ。現在、MERS患者162人のうち患者の家族や病院訪問客が58人(36%)。この人たちは病院と保健当局の防疫網から抜けていた。見舞いまたは看病客はウイルスに露出しても追跡調査をするのが容易でない。官民合同タスクフォース即刻対応チームのオム・ジュンシク江東聖心病院教授は「救急室をただ訪問したり入院待機した人たちは病院側では分からない。保健当局が総力戦で(漏れた人を)探すべきだが、正直、こうした部分は不足している」と指摘した。
151人目の患者(38、女性)は家族の看病のために病院を訪れて感染した後、10日間ほどいくつかの医療機関に行ったため、拡散が懸念される。イ・グァン東国大予防医学科教授は「政府が病院訪問者の申告を誘導しているが、自宅隔離やモニタリングを嫌って出てこない感染疑い患者も多い。各医療機関と協力して1人でも多く見つけ出してこそ拡散の可能性を遮断できる」と述べた。
146番目の患者(55)は先月27、28日にサムスンソウル病院救急室を訪問し、14人目の患者に露出した。しかし実際に発熱の症状が表れたのはそれから16-17日も過ぎた13日だった。158人目の患者(50)も先月27日にサムスンソウル病院に行って14人目の患者と接触し、半月が過ぎた11日に筋肉痛を伴った疲労症状が表れた。2人はそれぞれ14日と16日に感染が確認された。
2人は保健当局が当初想定した潜伏期基準(2-14日)を越えた患者だ。このような患者が今後さらに増えれば、サムスンソウル病院の部分閉鎖終了時点(24日)も延長されなければならない。これに関し、中央MERS管理対策本部側は「救急室移送要員の137番目の患者(55)が発生しながら設定された病院の部分閉鎖期間を変更する予定はない」という立場だ。権ジュン郁(クォン・ジュンウク)福祉部公共保険政策官は「(潜伏期を)最長14日間とみて管理するのが妥当であり、問題はないと考える」と述べた。症状が軽ければ患者がこれを認知できないこともあるという理由からだ。
保健当局が潜伏期基準を固守し、潜伏期が過ぎたという理由で隔離が解除された80代の女性が、その3日後に感染が確認されるというケースもあった。京畿道平沢市は「グッドモーニング病院に隔離され、14日に退院したKさん(80)がMERS陽性判定を受けた」と発表した。Kさんは17人目の患者(45)と先月27-30日にグッドモーニング病院の同じ病棟に入院し、隔離された。隔離期間中はMERS検査を4回受けた。1-3次では「陰性」、14日の4次では「判定不可」という結果が出た。保健当局はひとまず潜伏期14日が過ぎたと判断し、Kさんの隔離を解除した。しかし5次と6次検査で「陽性」と判明した。
保健当局を困惑させるケースは他にもある。見舞いや看病のためサムスンソウル病院を訪れて患者になったケースが続いているという点だ。現在、MERS患者162人のうち患者の家族や病院訪問客が58人(36%)。この人たちは病院と保健当局の防疫網から抜けていた。見舞いまたは看病客はウイルスに露出しても追跡調査をするのが容易でない。官民合同タスクフォース即刻対応チームのオム・ジュンシク江東聖心病院教授は「救急室をただ訪問したり入院待機した人たちは病院側では分からない。保健当局が総力戦で(漏れた人を)探すべきだが、正直、こうした部分は不足している」と指摘した。
151人目の患者(38、女性)は家族の看病のために病院を訪れて感染した後、10日間ほどいくつかの医療機関に行ったため、拡散が懸念される。イ・グァン東国大予防医学科教授は「政府が病院訪問者の申告を誘導しているが、自宅隔離やモニタリングを嫌って出てこない感染疑い患者も多い。各医療機関と協力して1人でも多く見つけ出してこそ拡散の可能性を遮断できる」と述べた。
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