韓国の各種財政指標が世界的に安定した水準であることが分かった。

８日、経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）によると、韓国の財政黒字規模は国内総生産（ＧＤＰ）の２０１２年１．０１％、２０１３年１．３４％、２０１４年１．２５％であることが集計された。これは３年連続でＯＥＣＤ３４加盟国のうちノルウェー（２０１２年１３．８５％、２０１３年１１．３３％、２０１４年９．０６％）に続き２番目に高いものだ。

また、ＯＥＣＤのＧＤＰ比の一般政府債務比率集計でも、韓国は２０１２年現在で３４．７％となり、エストニア、チリ、ルクセンブルク、ノルウェーに続き５番目に低かった。


特に、国際格付け機関ムーディーズ傘下の市場調査機関「ムーディーズ・アナリティックス」が財政収支・国家債務・ＧＤＰ成長率などを総合して世界主要３０カ国の財政余力（ｆｉｓｃａｌ　ｓｐａｃｅ）を分析した結果、韓国の財政余力は昨年５月現在で２４１．１％となり、ノルウェー（２４６．０％）に次いで世界２位と評価された。通常、財政余力が高いほど追加経費など財政を拡大する余力が大きい。