鄭夢準(チョン・モンジュン)国際サッカー連盟(FIFA)名誉副会長は3日、FIFA会長選挙出馬に強い意志を表した。鄭会長は「1国1票の選挙は不合理だが、W杯人気の秘訣でもある」と述べた。
金永熙=(ブラッター会長の辞退で)重要なときにお会いできた。次期FIFA会長挑戦宣言を期待する人が多い。国際舞台への再挑戦か、政界復帰かの岐路にいるようだ。
鄭夢準=そうなのだろうか(笑)。ブラッター会長が辞退することをあらかじめ知り、私が招待されたのではないかと思う。ブラッター会長が辞意を発表したが、誠意が足りないようだ。辞意表明で、その間FIFAが改革できなかったことを執行委員会のせいにした。「私はもう会長選挙に出ないので、これからは思う存分改革をする」と述べたが、FIFAで影響力を維持し続けるという意図と読み取ることができる。自分が望む人を後継者にするという考えもあるようだ。
金=ブラッター会長の突然の辞退は予想していた結果なのか知りたい。司法当局の捜査のために先制的に退いたのではないだろうか。
鄭=ブラッター会長としては選択の余地がなかったのだろう。米国とスイスを含むいくつかの国で調査を受けていて、今後も調査は続くだろうから。誰がまた処罰を受けることになるかはもう少し見なければいけないが、それは重要ではない。根本的にFIFAはスポーツマンシップを目指す体育団体だ。なのに不名誉な話が絶えず出てくる状況なら、関係者が先に退くべきだと考える。
金=FIFAで17年間にわたり副会長として活動されたが、このように腐敗した集団だったのか。
鄭=副会長を長く務めた者として私も責任を感じる。ブラッター会長が事務総長を経て会長までほとんど40年近くFIFAを率いたが、いつも親しい人、意見が同じ人だけを周囲に置いた。私を含めて考えが違う人は徹底的に排斥した。
金=FIFAの問題は主に金銭的な部分なのか。
鄭=体育団体で最も有名な組織が国際オリンピック委員会(IOC)とFIFAだが、FIFAはサッカーの1種目だけを扱いながらも、IOCより財政的にはるかに大きい組織だ。オリンピック(五輪)と比べ、W杯のテレビ視聴者数も比較できないほど多い。それだけ影響力が大きい団体であり、金銭関連の問題が発生する余地が大きかった。繰り返し言うが、独立的な意見を持つ人たちが主張できないシステムが問題だった。
<インタビュー>鄭夢準氏「私が役に立つのならFIFA会長職に挑戦する」(2)
<インタビュー>鄭夢準氏「私が役に立つのならFIFA会長職に挑戦する」(3)
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