政府がセキュリティーを理由に情報をまともに公開しない問題は、1日に最初の死亡者(57)が出てきた後も繰り返された。この患者はB病院に入院したことがあると疑われる患者で、京畿道(キョンギド)の別の病院に転院して治療を受けて亡くなった。取材陣が事実確認を要請したが、福祉部では“確認できる事案ではない”と回避して後になって感染の疑われる患者だと公開した。それと共に病院側が明らかにした死亡時間と2時間も違う誤った情報を発表した。最初の死亡者の結果と3次感染者の発生を公開する前には、福祉部報道官室のドアを閉めて記者たちの出入りを最初から遮断してしまった。
政府が患者発生病院の名前や所在地を公開しないのも一方的な決定だという批判を受けている。「公開すれば不必要な誤解と混乱を起こす恐れがある」という立場を守ってソーシャルネットワークサービス(SNS)などで飛び交う病院リストについて強力に対応するという言葉だけを繰り返した。大学院生のイ・ジファン氏〔28、ソウル松坡区(ソンパグ)〕は「趣旨をしっかり説明すれば国民は理解して納得することもできるはずなのに、無条件にダメだというふうに話せば不信感が一層高まる」と話した。イ・イルハク延世(ヨンセ)大学医療法倫理学科教授は「情報公開の可能範囲についての幅広い意見を取りまとめることなく政府が一方通行で決めれば、国民がこれに従うのは難しい」と話した。
政府が患者発生病院の名前や所在地を公開しないのも一方的な決定だという批判を受けている。「公開すれば不必要な誤解と混乱を起こす恐れがある」という立場を守ってソーシャルネットワークサービス(SNS)などで飛び交う病院リストについて強力に対応するという言葉だけを繰り返した。大学院生のイ・ジファン氏〔28、ソウル松坡区(ソンパグ)〕は「趣旨をしっかり説明すれば国民は理解して納得することもできるはずなのに、無条件にダメだというふうに話せば不信感が一層高まる」と話した。イ・イルハク延世(ヨンセ)大学医療法倫理学科教授は「情報公開の可能範囲についての幅広い意見を取りまとめることなく政府が一方通行で決めれば、国民がこれに従うのは難しい」と話した。
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