韓国経済を支えてきた輸出が揺れている。今年に入って輸出が減少傾向に転じ、減少幅は拡大している。内容を見ると状況はさらに深刻だ。韓国の主要輸出品目の大半が不振だ。金額基準で主力輸出10品目のうち8品目の輸出が減少した。地域別には中国、米国、欧州連合(EU)、日本、ASEAN(東南アジア諸国連合)、中南米、中東、独立国家共同体(CIS)など全地域に対する輸出が1年前に比べて減少した。
◆最大輸出品目の半導体も増加率低下
輸出減少傾向はすべての品目、全地域に広がった。金額基準で韓国の主力輸出10品目のうち、前年比で4.8%増の半導体と26.6%増の無線通信機器を除いて、すべて輸出が減少した。
一般機械(-3.5%)をはじめ、自動車(-7.9%)、石油化学(-22.8%)、石油製品(-40.0%)、船舶(-33.4%)、鉄鋼(-19.2%)、薄型ディスプレー(-6.0%)、自動車部品(-13.7%)がこれに該当する。自動車の輸出減少で、多くの中小企業が従事する自動車部品の輸出は大きな打撃を受けた。産業通商資源部の関係者は「円安とユーロ安で米国・欧州市場で競争が激しくなり、原油価格の影響を受けたロシアや中東などで国内自動車企業が苦戦した」とし「これを受け、国内自動車企業の海外工場に向かう国内自動車部品会社の輸出量も同時に減少した」と説明した。
韓国の輸出を支えてきた半導体は前年比4.8%増の51億4000万ドルと善戦したが、1月(13.3%増)をピークに上昇の勢いが弱まっている。先月ギャラクシーS6とG4の新製品が発売され、輸出が26.6%増となった無線通信機器も、新製品の発売後にはベトナムなど現地でほとんど生産する構造であり、増加傾向が続くのは難しいというのが産業部の説明だ。
<「輸出韓国」診断>10大輸出品、半導体・携帯電話以外はすべて減少(2)
◆最大輸出品目の半導体も増加率低下
輸出減少傾向はすべての品目、全地域に広がった。金額基準で韓国の主力輸出10品目のうち、前年比で4.8%増の半導体と26.6%増の無線通信機器を除いて、すべて輸出が減少した。
一般機械(-3.5%)をはじめ、自動車(-7.9%)、石油化学(-22.8%)、石油製品(-40.0%)、船舶(-33.4%)、鉄鋼(-19.2%)、薄型ディスプレー(-6.0%)、自動車部品(-13.7%)がこれに該当する。自動車の輸出減少で、多くの中小企業が従事する自動車部品の輸出は大きな打撃を受けた。産業通商資源部の関係者は「円安とユーロ安で米国・欧州市場で競争が激しくなり、原油価格の影響を受けたロシアや中東などで国内自動車企業が苦戦した」とし「これを受け、国内自動車企業の海外工場に向かう国内自動車部品会社の輸出量も同時に減少した」と説明した。
韓国の輸出を支えてきた半導体は前年比4.8%増の51億4000万ドルと善戦したが、1月(13.3%増)をピークに上昇の勢いが弱まっている。先月ギャラクシーS6とG4の新製品が発売され、輸出が26.6%増となった無線通信機器も、新製品の発売後にはベトナムなど現地でほとんど生産する構造であり、増加傾向が続くのは難しいというのが産業部の説明だ。
<「輸出韓国」診断>10大輸出品、半導体・携帯電話以外はすべて減少(2)
この記事を読んで…