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<サッカーW杯>韓国代表メンバー発表…監督「環境よくないが言い訳はしない」(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

シュティーリケ監督(61、ドイツ)

「豪州アジアカップのオマーン戦とクウェート戦が何度も思い浮かんだ」。サッカー韓国代表のシュティーリケ監督(61、ドイツ)が1日、ロシアワールドカップ(W杯)アジア2次予選第1戦のメンバーを発表する際、最初に述べた言葉だ。韓国は年初のアジアカップで負傷者とコンディションを崩す選手が続出し、第1戦(オマーン)と第2戦(クウェート)の先発メンバーが7人も入れ替わった。

今回も似ている。一部の選手の軍事訓練と負傷が重なり、代表チームの顔ぶれが大きく変わった。Kリーグクラシックで活躍中の廉基勲(ヨム・ギフン)と姜修一(カン・スイル)が抜てきされ、DF林採民(イム・チェミン)、MF崔普慶(チェ・ボギョン)が名を連ねた。日本Jリーグで活躍する李勇載(イ・ヨンジェ)も「シュティーリケの皇太子」李庭協(イ・ジョンヒョプ)とともに堂々とFW部門に含まれた。

シュティーリケ監督は「今回、23人を選抜するのは容易ではなかった。良い環境ではないが、言い訳はしない。よい試合をしてくる」と覚悟を固めた。


韓国代表は8日、坡州(パジュ)国家代表トレーニングセンター(NFC)に招集され、当日午後にマレーシアに向けて出国する。11日にクアラルンプールでマレーシアと評価試合を行った後、12日にタイに移動し、16日午後9時(日本時間)、タイのラジャマランガスタジアムでミャンマーとW杯2次予選の初戦を行う。以下はシュティーリケ監督との一問一答。

--選抜の背景は。

「今日メンバー発表しながら、豪州アジアカップのオーマン戦とクウェート戦を何度も思い出した。オーマン戦が終わってクウェート戦を準備しながら、不可避の負傷とコンディション低下で7人の選手を入れ替えたが、今回は7人ではなく、すでに一緒にした選手のうち9人が加われなかった。具滋哲(ク・ジャチョル)、朴柱昊(パク・チュホ)、金甫ギョン(キム・ボギョン)、池東源(チ・ドンウォン)は軍事訓練のため招集できなかった。奇誠庸(キ・ソンヨン)、金英権(キム・ヨングォン)、金周栄(キム・ジュヨン)、尹錫栄(ユン・ソクヨン)、金恩宣(キム・ウンソン)の5人は負傷で抜けた。この選手に代わる資源を探す必要があった。7人の選手がAマッチデビューを控えていて、林採民、崔普慶、廉基勲は私と初めて呼吸を合わせる。今回の23人の選抜過程は容易でなかった。良い環境ではないが言い訳はしない。この選手を連れて2試合をうまくやってくる。特にアラブ首長国連邦(UAE)との評価試合で呼吸を合わせ、ミャンマーとのW杯2次予選初戦をうまく準備したい」

--廉基勲の選抜理由は。現在ろっ骨を痛めているが、どれほど確認したのか。

「メンバー発表ではすべての人を満足させることはできないという点をあらかじめ言っておきたい。一部の人たちは、満32歳の廉基勲が今後のW杯準備でどれほど役立つのかと疑問を抱くかもしれない。韓国ではFW資源が不足しているという話をしながら、現在Kリーグで国内選手のうち得点・アシストトップの選手を選抜しないのは矛盾している。私は頑張って成果を出している選手には相応の対価があるべきだと考える。コーチングスタッフが確認した結果、すでに練習に入ったと聞いた」

--姜修一にはどういう点を期待するのか。

「姜修一は起伏が少しあるが、済州キャンプで意欲的な姿を見せた。現在所属チームで活躍し、サイドでも中央でもプレーできるマルチ資源だ」

--林採民と崔普慶を抜てきした背景は。

「東アジアカップも8月に準備しなければいけない。8月に郭泰輝(クァク・テフィ)、洪正好(ホン・ジョンホ)は抜てきが不可能であり、金英権、金周栄も不透明な状況であるため、林採民はそれに備えるという意味だ。崔普慶は大きな関心が集まらないポジションだが、うまくバランスを取ることができる選手だ」



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