今回の事態で医療大国「メディカルコリア」のイメージは大きく損傷した。外来病防疫システムの弱点がそのまま露出し、国際医療界が首をひねるほどだ。周辺患者と医療関係者に続き最初に患者が入院した病院の他の病室の患者まで感染したことは防疫体系自体が作動していないということを示している。
患者である父親を見舞った40代の会社員が、感染が疑われる状態で中国出張に行き現地で陽性判定を受けた事実はさらに衝撃的だ。MERSと類似のSARSで700人余りの死亡者を出した中国と香港は3次感染を懸念し神経をとがらせている。政府レベルの正式な抗議はまだないが、中国のネットユーザーは「MERSを輸出するということか。すぐに連れていけ」とし激高している。世界保健機関(WHO)も「韓国旅行を制限する状況ではない」としながらも事態に注目している。穴のあいた防疫で近隣諸国に迷惑をかけ伝染病要注意国に国の格が落ちないか心配だ。
患者である父親を見舞った40代の会社員が、感染が疑われる状態で中国出張に行き現地で陽性判定を受けた事実はさらに衝撃的だ。MERSと類似のSARSで700人余りの死亡者を出した中国と香港は3次感染を懸念し神経をとがらせている。政府レベルの正式な抗議はまだないが、中国のネットユーザーは「MERSを輸出するということか。すぐに連れていけ」とし激高している。世界保健機関(WHO)も「韓国旅行を制限する状況ではない」としながらも事態に注目している。穴のあいた防疫で近隣諸国に迷惑をかけ伝染病要注意国に国の格が落ちないか心配だ。
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