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韓国政府、慰安婦被害歴史を収集し世界記録遺産登録推進へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国政府が「慰安婦被害白書」を発刊し、世界記録遺産への登録を推進することにした。また、ソウル西大門(ソデムン)の歴史公園に独立有功者を賛える「名誉の殿堂」も建設する。

国務調整室光復(解放)70周年記念事業推進企画団は28日、会議を開き、光復70年を記念する50件の事業を最終確定したと明らかにした。事業推進企画団は▼民族の精気高揚と歴史意識の確立▼光復70年「成就の歴史」照明および国民の自負心鼓吹▼国民和合および祭場としての光復節慶祝行事--などに重点を置いて事業を選定した。

これに伴い、まずソウル西大門の歴史公園に「独立名誉の殿堂」が建設される。現在は独立有功者2800人余りの位牌が安置されている。国家報勲処は、今後、施設を拡大して独立有功者2万人余りの位牌を安置する予定だ。


女性家族部主導で慰安婦被害歴史も一つにまとめる。女性家族部は慰安婦被害者の口述証言などをまとめた政府白書を発刊し、世界記録遺産への登録を推進することにした。まだ確定はしていないが、光復60周年に開催した南北サッカー試合をソウルと平壌(ピョンヤン)で開催する案も構想中だ。

その他にも▼独立運動者1万6000人余りの活動を深層的に整理する「独立活動家人名辞典編纂」5カ年計画▼中国上海臨時政府庁舎(9月)および重慶臨時政府庁舎(11月)のリフォーム・再開館▼洪陵(ホンヌン)にあるKDI(韓国開発研究院)跡地に韓国経済発展館を建設▼京元(キョンウォン)線南側区間8.5キロ〔白馬(ペンマ)高地~月汀里(ウォルチョンニ))〕復元着工式を開催(7月末)--などが推進される。

同日の会議を主宰した鄭鍾旭(チョン・ジョンウク)光復70年記念事業推進委員長は「さまざまな記念事業を通じて、国民統合とあわせて統一議論を本格化するきっかけづくりを進めていかなければならない」と述べた。



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