私は、韓国経済が苦しい峠を越えるたびに歯をくいしばった。私が成長する中で韓国はおよそ10回の大きな不況を体験したが、そのうち8回は輸出のおかげで克服できたと経済学者は評価する。通貨危機が代表的だろう。成長の内容も良く、ほとんどが雇用創出と所得増大につながった。不動産ブームに乗った80年代末とカード消費に依存していた2000年代初めが例外だが、2回とも深刻なバブルの後遺症を病んでいたことを思い出す。
ところで国民の皆さん、申し訳ない。この頃、私の体は昔と同じではない。走るどころか歩くこともままならない。今年1~4月の輸出額が昨年同期より4.3%減った。5月の実績はさらに悪くなりだ。もちろん輸出の減少は今回が初めてではない。通貨危機やグローバル金融危機の直後にも苦戦したことがある。だが、すぐに増加傾向に戻った。それで今回も「オイル価格の下落など外的変数の影響が大きいのではないか。時間が過ぎれば良くなる」と楽観視する人が多いようだ。
【コラム】輸出よ、君まで揺らいだら=韓国(2)
ところで国民の皆さん、申し訳ない。この頃、私の体は昔と同じではない。走るどころか歩くこともままならない。今年1~4月の輸出額が昨年同期より4.3%減った。5月の実績はさらに悪くなりだ。もちろん輸出の減少は今回が初めてではない。通貨危機やグローバル金融危機の直後にも苦戦したことがある。だが、すぐに増加傾向に戻った。それで今回も「オイル価格の下落など外的変数の影響が大きいのではないか。時間が過ぎれば良くなる」と楽観視する人が多いようだ。
【コラム】輸出よ、君まで揺らいだら=韓国(2)
この記事を読んで…