LINEの今年1~3月期の売り上げは281億円。このうち90%をLINEメッセンジャーが稼いだ。ネイバーの売り上げの3分の1以上が子会社のLINEから出る。写真は11日に東京・渋谷のオフィスで会った出澤剛CEO。彼は「LINEをメッセンジャー以上のライフプラットフォームとして育てたい」と話した。(写真=LINE)
最近LINEのトップが変わった。先月初めに出澤剛代表理事社長がLINEの新しい最高経営責任者(CEO)に就任した。最高運営責任者だった彼はLINEのグローバル成長を引っ張ってきた主役の1人に挙げられる。
出澤代表の就任はLINEの戦略修正が加速化するという意味と受け止められている。LINEは2011年6月にサービスを開始後、かわいらしいスタンプを武器に利用者数を拡大するのに注力した。だが、最近では規模を増やすよりは、「ライフプラットフォーム」として基盤を固めることに焦点を合わせている。「LINE6億人突破」のようなアプリケーションのダウンロード数の代わりに月間利用者数(MAU)だけ発表するのも同じ脈絡だ。
「LINE第2幕」を準備中の出澤代表と11日に東京・渋谷のオフィスで会った。彼はLINEの前身であるNHNジャパンが2010年に買収したライブドアの最高経営責任者を務めた。出澤代表は、「モバイル時代に情報の流れは完全に変わった。いまはポータルではなくモバイルメッセンジャーで情報を探し、ここからすべての活動が始まる」と話した。LINEが注目するのもこうした点だ。彼は昨年日本で多様なO2Oサービスを大挙開始した。成果も収めた。
この記事を読んで…