朴槿恵(パク・クネ)大統領は18日午後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)でインドのナレンドラ・モディ首相と首脳会談を行い、来年6月までに両国間で締結された包括的経済パートナー協定(CEPA)の改善交渉を始めることで合意した。名前が違うだけで自由貿易協定(FTA)と類似のCEPA協定が改善されれば、インド市場で日本などの競争国に比べ不利だった韓国企業の輸出条件が良くなるものと期待されている。
韓印CEPAは2010年1月1日に発効された。だがインドが日本などと後で締結したCEPAが発効されて韓国企業らは電力プロジェクト用機械や金属製品など20品目(15億ドル、2012年基準)の輸出条件が不利な状況だとしてCEPA譲歩内容の改善が必要だという指摘を受けた。
韓印CEPAによれば、インドの関税譲歩の水準は品目数・輸入額基準として85%に過ぎず、関税が完全に撤廃されなかった品目も13.8%(ASEAN約10%、そのほかFTAは1%)未満だ。また韓国の対インド輸出・輸入時のCEPA活用率がそれぞれ56.3%と67%に過ぎず、韓米FTA(76.2%)、韓EUのFTA(85.3%)、韓チリFTA(80.5%)などに比べて低い。
両首脳は、韓国企業のインドインフラ事業参加のために100億ドル(約10兆8600億ウォン)規模の「金融支援パッケージ」事業にも合意した。このパッケージ事業は、企画財政部と輸出入銀行がインドインフラ開発事業に参加する韓国企業の支援のために、対外経済協力基金(EDCF)10億ドル、輸出金融90億ドル規模の金融パッケージを提供する内容だ。現在インドは100件のスマートシティ建設(150億ドル)、デリー・ムンバイ間産業大動脈(Delhi-Mumbai industrial corridor、900億ドル)、鉄道・高速鉄道インフラ構築(今後5年間で1400億ドル)など計2450億ドル規模のインフラ建設計画を推進中だ。
韓印CEPAを改正「日本よりも不利な輸出条件直す」(2)
韓印CEPAは2010年1月1日に発効された。だがインドが日本などと後で締結したCEPAが発効されて韓国企業らは電力プロジェクト用機械や金属製品など20品目(15億ドル、2012年基準)の輸出条件が不利な状況だとしてCEPA譲歩内容の改善が必要だという指摘を受けた。
韓印CEPAによれば、インドの関税譲歩の水準は品目数・輸入額基準として85%に過ぎず、関税が完全に撤廃されなかった品目も13.8%(ASEAN約10%、そのほかFTAは1%)未満だ。また韓国の対インド輸出・輸入時のCEPA活用率がそれぞれ56.3%と67%に過ぎず、韓米FTA(76.2%)、韓EUのFTA(85.3%)、韓チリFTA(80.5%)などに比べて低い。
両首脳は、韓国企業のインドインフラ事業参加のために100億ドル(約10兆8600億ウォン)規模の「金融支援パッケージ」事業にも合意した。このパッケージ事業は、企画財政部と輸出入銀行がインドインフラ開発事業に参加する韓国企業の支援のために、対外経済協力基金(EDCF)10億ドル、輸出金融90億ドル規模の金融パッケージを提供する内容だ。現在インドは100件のスマートシティ建設(150億ドル)、デリー・ムンバイ間産業大動脈(Delhi-Mumbai industrial corridor、900億ドル)、鉄道・高速鉄道インフラ構築(今後5年間で1400億ドル)など計2450億ドル規模のインフラ建設計画を推進中だ。
韓印CEPAを改正「日本よりも不利な輸出条件直す」(2)
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