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韓国映画『チャイナタウン』、カンヌで好評…「キム・ゴウンは第2のチョン・ドヨン」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

韓国映画『チャイナタウン』で第54回カンヌ国際映画・国際祭批評家週間公式スクリーニングの様子。

韓国映画『チャイナタウン』が第54回カンヌ国際映画の国際祭批評家週間公式スクリーニングを盛況裡に終えた。

今春、劇場街を占拠した外国映画の攻勢の中でも力強い興行成績を見せた『チャイナタウン』が、16日午後7時30分(現地時間)、各国メディアを対象に行った批評家週間公式スクリーニングを成功裏に終えた。

『チャイナタウン』の演出を手がけたハン・ジュニ監督と、ひたすら生存本能に突き動かされて生きている「イリョン」役を演じた女優キム・ゴウン、チャイナタウンで唯一“ママ”(女優キム・ヘス扮)を脅かす欲望の男「チド」役の俳優コ・ギョンピョが参加した公式スクリーニングは外信の熱を帯びた取材の中で行われた。


長編演出デビュー作でカンヌ入りを果たしたハン・ジュニ監督は「このような日が来るとは思わなかったが、このような日が来た。共にがんばってくれた俳優やスタッフの方々に感謝したい」と挨拶した。

生き残るためにただがむしゃらに生きる運命を背負わされた2人の女の姿は、110分という上映時間の間、観客の目を釘付けにした。先の読めない展開で、緊張感が張り詰めた『チャイナタウン』の幕は降りると、観客からの盛大な拍手が劇場に響いた。中には目を赤くする観客もいて、映画に対する熱い反応が感じられた。観客は映画が終わった後も深い余韻に浸っているような様子で席をなかなか離れず、好演を見せた俳優に挨拶をしたりもした。

国際批評家週間執行委員長のシャルル・テッソンは『チャイナタウン』を「エナジャイジングな映画」と紹介しただけでなく、イリョンになりきり、強烈なエネルギーを発していたキム・ゴウンに「第2のチョン・ドヨンになるだろう」とコメントし、絶賛を惜しまなかった。外信をはじめ現地の有力メディア記者は映画を見た後、「これからビッグになる監督と俳優たちだ」と新鋭ハン・ジュニ監督と印象深い演技を見せた俳優たちに惜しみない好評を送った。

一方、『チャイナタウン』で初めてカンヌ映画祭に登場したキム・ゴウン、コ・ギョンピョ、ハン・ジュニ監督は、今回の公式スクリーニングをはじめ、現地で進められたインタビュースケジュールを消化する姿がキャッチされて目を引いている。



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