潜水艦が戦争に本格的に活用されたのは第1次世界大戦からだ。1914年9月にドイツのU-21が英国巡洋艦「パスファインダー」を撃沈した事件は全世界に衝撃を与えた。当時、海洋を掌握していた英国は「潜水艦は卑劣な武器であり、潜水艦を動員した攻撃は野蛮な行為」と述べ、その価値を低く評価した。そして潜水艦に対処できる武器も十分に開発しなかった。ドイツの潜水艦は初歩的なレベルだった。潜水能力もしばらく水中に留まることができる程度であり、魚雷の速度は20ノット(時速37キロ)にすぎなかった。このような初歩的な武器が大型巡洋艦を撃沈し、乗組員296人のうち259人を抹殺したため、参戦国は驚いた。英国は巡洋艦が沈没した後も潜水艦による攻撃であることをすぐには把握できなかった。流れてきた機雷による沈没だと考えた。第2次世界大戦ではドイツのUボートが戦場で活躍した。戦争が終わった後、ウィンストン・チャーチル英首相は「戦争中に私を最も恐れさせたのはドイツのUボートだった」と回顧した。
このような潜水艦の長所はその特性上、現代戦でもそのまま引き継がれている。敵が知らない状況で奇襲攻撃を加えることができるという点だ。北朝鮮が韓国より30年も前の1960年代から潜水艦の開発に入ったのも、3面が海に囲まれた韓半島で戦争が勃発する場合、潜水艦の効用をよく知っていたからだ。
隠密になった北朝鮮の脅威…韓日で原子力潜水艦保有の声高まる(2)
隠密になった北朝鮮の脅威…韓日で原子力潜水艦保有の声高まる(3)
このような潜水艦の長所はその特性上、現代戦でもそのまま引き継がれている。敵が知らない状況で奇襲攻撃を加えることができるという点だ。北朝鮮が韓国より30年も前の1960年代から潜水艦の開発に入ったのも、3面が海に囲まれた韓半島で戦争が勃発する場合、潜水艦の効用をよく知っていたからだ。
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