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キムチ、中国産増え対日輸出は急減

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国産のキムチ輸入増加で関連貿易の赤字が大きくなっている。

17日、韓国関税庁の輸出入貿易統計によれば2010年1月から2015年4月までのキムチの貿易赤字は8409万ドル(約914億ウォン)と集計された。キムチの輸入が輸出を大きく上回った結果だ。昨年のキムチ輸入量は計21万2938トン、輸入額は1億439万6000ドルに達した。その一方、輸出量は2万4742トンで輸入量の10分の1水準にとどまった。

キムチの輸入の99%は中国産キムチが占めた。中国産は韓国産よりも価格が半分以上安く、飲食店・病院・学校・企業などの大量給食に主に使われる。高速道路サービスエリアのキムチは95%が中国産だと分かった。


一方で中国に輸出する韓国産キムチはほとんどない。中国が輸入キムチに適用している厳しい衛生基準のために輸出の道がさえぎられた。

中国はキムチを醗酵食品と認定せず、100グラムあたり大腸菌群が30個以下でなければならないという中国式の塩漬けハクサイ「泡菜」の衛生基準をキムチに適用させている。このため中国に輸出できるキムチは殺菌された炒めものキムチだけだ。

2013年はキムチ輸出実績が全くなく、昨年の輸出規模は1万6000ドルにとどまった。

中国産キムチが韓国人の食卓を掌握する間にキムチ輸出は減り続けている。昨年のキムチ輸出量と輸出額は4年前の2010年に比べてそれぞれ17%と15%減少した。全体輸出額の70%程度を占める日本への輸出が、円安のために停滞した影響が大きい。農林畜産食品部の関係者は「日本だけに集中していたキムチ輸出を中国やハラール市場などに多角化する案を推進している」と話した。





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