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「習近平・安倍の接触、中国が事前・事後に韓国に説明」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は8日、外交部庁舎で行われた中央日報インタビューで「(韓国外交は)非常に難しい陶磁器を焼かなければならない状況」と話した。

韓国外交を心配する人々が増えた。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官に8日に会ったのはそのためだ。尹長官は「こんな時ほど直接説明する必要があると思いインタビューの要請に応じた」と述べた。韓国の外交危機論を取り上げると彼は3月30日の在外公館長会議発言(米中双方からラブコールをもらう状況はジレンマではなく祝福)で“はしか”を体験したからか言葉を慎んだ。その代わりに「私が今本当に具合の悪いところが別にあって、そこに時間をかけているが、今後具合が悪くなるかもしれない部分を示して『大変なことになった』と言うようなもの」と遠まわしに言った。インタビューはソウル都染洞(ドリョムドン)の外交部庁舎で2時間余り行われた。

--韓国外交があまりにも受動的だという批判が多い。

「朴槿恵(パク・クネ)政権は5年間、韓半島(朝鮮半島)と北東アジアに厳しい外交環境がつくられるだろうという問題意識から出発した。それに従って戦略を樹立してきた。認識や戦略がないという言葉を聞くと心苦しい。陶磁器を焼く人は陶磁器をうまく作ったのかそうでないのか、完成される前でも人が評価する前でもよく分かる。今私たちは非常に難しい陶磁器を焼かなければならない状況だ」。


--今まで最もうまく焼けなかった陶磁器は何か。

「韓日関係が改善しないことが本当に残念だ。私たちは努力したが実は相手側で応じなかった」。

--韓日関係にツートラック戦略が必要だという指摘をどう思うか。

「ツートラック戦略は政権スタート時から堅持してきた。だが過去の歴史トラックで否定的なものが多いと、肯定的トラックにも影響を与えることになった。日本に『過去の指導者の約束・精神を守ってほしい』ということは別の見方をすれば最低限の要求だ。もちろん柔軟性も発揮している。首脳会談をしなかっただけなのに…。昨年3月ハーグで韓米日3カ国首脳会談を行った。昨年11月に北京のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の晩餐時には大統領が安倍晋三首相の隣席に座って1時間以上会話した。当時、儀礼的な話だけをしたと知らされたが、実際には深みある話もたくさんした。大統領自らこのような状況を理解している。対話自体に対する拒否反応のようなものはない。だが互いに訪問しての首脳会談は、国民が望む結果を念頭にしなければならない。そのような準備ができるには慰安婦問題を含めいくつか進展しなければならない」

--安倍首相の終戦70年談話(8月15日予定)まで見守らなければならないか。

「韓国が遅れているように見えてもそれなりに認識を共有している部分がある。あえて時期を遠くに捉えなくても一部の懸案では進展がありうる。ある時点で真剣に高官級会談を考えてみることのできる状況も訪れるかもしれない」



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