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朴大統領「年内に訪米、同盟強化など協議を期待」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
朴槿恵(パク・クネ)大統領が4日、韓米関係に関し、「両国関係をよりいっそう強化していくために高官の交流が活性化することが重要だ」とし「年内の訪米を通じて域内の平和と安定のための韓米同盟の役割向上、グローバルパートナーシップ強化など協力案に関する協議を期待している」と述べた。

朴大統領はこの日午後、「中央日報-CSISフォーラム」(6日開催)出席のために訪韓したジョン・ハムレ所長ら米戦略国際問題研究所(CSIS)代表団に会い、このように年内訪米計画を明らかにした。続いて、「就任当時は戦作権転換、防衛費分担交渉、韓米原子力協定の改定など重要な懸案が数多くあったが、過去2年間、両国が信頼を基礎に緊密に協議し、懸案をすべて円満に解決することができた」とし「両国間の差を調整できるこうした能力が韓米同盟の最も大きな力」と述べた。

朴大統領は韓日関係に関し、「日本を北東アジアの平和と繁栄において重要な友邦と考え、両国関係の発展のために努力している」とし「韓日国交正常化50周年および終戦70周年を契機に、日本首相のより前向きな歴史認識表明などの措置を通じて韓日間の真の和解と未来志向的な協力が実現することを期待する」と強調した。


これに先立ち朴大統領は青瓦台(チョンワデ、大統領府)で首席秘書官会議を主宰した席で、対日外交政策をそのまま維持するという考えも明らかにした。朴大統領は「我々の外交は過去の歴史に埋没せず、過去の歴史は過去の歴史として確実に問いただしていきながら、韓米同盟と韓日関係、韓中関係などの外交問題はまた別の次元の明確な目標と方向を持って推進している」と述べた。

続いて安倍首相の米議会演説に関し、「安倍政権が慰安婦被害者をはじめとする過去の問題で、誠意ある謝罪で近隣諸国と信頼を強められる機会を生かせなかったことは、米国でも多くの批判を受けている」とし「日本が歴史を直視できず、自ら過去の問題に埋没しているとしても、これは我々が解決することができない問題」と指摘した。

安倍首相の訪米後、米日間で新蜜月関係が形成されているという評価が出る中、与党の一部では尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官責任論まで挙がっているが、朴大統領はこの日、韓国外交の成果を評価しながら所信・実利外交を強調し、現在の外交チームを信任する考えを明らかにした。



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