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金メダル1・銅メダル1…世界選手権で可能性見せた韓国卓球

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国卓球が2015蘇州世界卓球選手権大会を金メダル1個、銅メダル1個で終えた。世代交代の中で貴重な成果を出した。

イ・サンス(25)とソ・ヒョンドク(24)のペアは2日に中国・蘇州で行われた大会男子ダブルス4強戦で中国の許シン(ランキング2位)と張継科(ランキング3位)のペアに2-4(11-9、6-11、9-11、6-11、11-4、4-11)で惜しくも敗れた。イ・サンスとソ・ヒョンドクのペアは第1セットで先勝し順調に滑り出し、第5セットも取るなど相手と対等な試合を繰り広げ強烈な印象を残した。4強からは脱落したがイ・サンスとソ・ヒョンドクのペアは2011年のキム・ミンソクとチョン・ヨンシクのペアから4年ぶりに男子ダブルス世界選手権でメダルを獲得した。

これに先立ち韓国卓球は22年ぶりに世界選手権で金メダルを獲得する快挙を成し遂げた。ヤン・ハウン(21)が1日に中国のエース許シンと組んで出場した混合ダブルス決勝で日本の吉村真晴選手と石川佳純選手のペアを4-0(11-7、11-8、11-4、11-6)で完勝し金メダルを獲得した。国際卓球連盟(ITTF)は今回の世界選手権から国籍が異なるペアの構成を認め、中国卓球協会の提案でできたヤン・ハウンと許シンのペアはぴったりと息の合ったチームワークを誇示し世界の頂点に立った。韓国卓球が世界選手権でトップに立ったのも1993年に女子個人シングルのヒョン・ジョンファ以来22年ぶりのことだった。


これまで韓国卓球は中国だけでなく日本、香港、台湾などアジアのライバルにも押され厳しい状況だった。しかし韓国卓球は世代交代という正攻法を選んで体質改善を試みた。「現実的にベスト8にさえ行ければいい」として期待より懸念が大きかったが、世界選手権でメダル2個を取り来年夏に開かれる五輪リオデジャネイロ大会への期待も高まった。卓球代表チームは4日に帰国した後、15日から2日間にわたり泰陵(テルン)選手村でアジア選手権に向けた代表選抜戦を行う。



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