スーパージュニアのメンバーで俳優のチェ・シウォン(写真=中央フォト)
リンダ・オブスト氏
映画『インターステラー』(2014、クリストファー・ノーラン監督)のプロデューサーのリンダ・オブスト氏(65)が、韓国の演出家、劇作家、俳優と協業する意思を明らかにした。韓国コンテンツ振興院が主管するCT(Culture Technology)フォーラムに招待されたオブスト氏は30日、「韓国のコンテンツはアジアで最も創意的だ。中国に劇場と人口が多いなら、韓国はコンテンツが強みだ。私がアジアに来て協業する場合は効率的であるようだ」と述べた。特にスーパージュニアのメンバー、チェ・シウォンとの交流に言及し、自分が製作した『素晴らしき日』のリメークの可能性も表した。
オブスト氏は昨年、『インターステラー』が観客1000万人を超え、米国・中国に次いで劇場収入が多かった韓国市場に関心を向けた。この日、ソウルCOEXで開かれた「映画インターステラー:ヒットするコンテンツの法則」講演には約1400人の観客が集まった。『インターステラー』が韓国でヒットした理由を「科学教育をしっかりと受けた賢い韓国の観客が映画を抵抗感なく受け入れた」と分析した。
1983年に『フラッシュダンス』で映画界に入門したオブスト氏は『めぐり逢えたら』(1993)、『微笑みをもう一度』(1998)、『10日間で男を上手にフル方法』(2003)など主にロマンチックコメディを製作した。最近ハリウッドがドラマ・コメディジャンルに背を向けると、サイエンス映画に関心を向けた。
オブスト氏は「DVD市場が崩壊し、中国市場などを狙った『フランチャイズブロックバスター』だけが製作される異常現象が広がった」とし「『インターステラー』は有名なタイトルではないが、宇宙と時間が関係しているというアイデアを初めて投げかけた興味深い作品であり、世界市場でヒットすると判断した」と話した。次作も物理学者スティーブン・ホーキング氏らが参加するサイエンス映画になる見込みだ。
この記事を読んで…