米民主党所属のマイク・ホンダ連邦下院議員（カリフォルニア）は２９日（現地時間）、日本の安倍晋三首相が米議会上・下院合同演説で慰安婦の強制動員について謝罪がなかったことを批判した。

ホンダ議員は安倍首相演説が終わった後に発表した声明で「安倍首相が今日の演説で第２次世界大戦中に帝国主義の日本軍隊が組織的に犯した蛮行、いわゆる『慰安婦』犯罪に対しておわびをしないことで責任を継続して回避しているが、これは衝撃的であると同時に非常に恥ずべきことだ」と明らかにした。

ホンダ議員は「安倍首相が演説でアジアの国々が受けた苦痛を無視すべきではない」とし「歴代首相の立場を継承するとしながらも慰安婦問題に対する言及がなかった」と指摘した。


続いて「安倍首相が、今後は女性の人権が侵されない世の中を実現していくべきだと述べたことには同意するが、過去の罪を認めなければ誤った歴史は繰り返される」と伝えた。