▽第１次攻撃＝７日夜８時５５分（現地時間）、湾岸海域の米空母「カールビンソン」、「エンタープライズ」艦上からＦ－１４、Ｆ－１８戦闘爆撃機とＢ－１、Ｂ－２など爆撃機１５機が暗闇を抜け離陸した。同刻、米国ミズーリ州ホイットマン空軍基地からも、Ｂ－２ステルス戦闘爆撃機など１５機がアフガニスタン東部にあるウサマ・ビンラディン氏のテロキャンプに衛星照準爆弾を投下するため発進した。


戦闘爆撃機は、ＥＡ－６Ｂ偵察機と早期空中警報機などの支援のもと、アフガニスタンの首都カブールとタリバン司令部のあるカンダハルなど、６つの都市の防空網に爆撃を加えはじめた。攻撃開始後、数分でカブールに４回以上火の手があがり、国防省の建物が破壊された。さらにカンダハル空港の指揮所と東部のジャララバード空港も爆撃され、レーダー施設と管制塔が破壊された。これに対抗し、タリバン兵士も照明弾と地対空砲を放ち、カブールの夜空にせん光が走った。