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円ウォン為替レートが7年余ぶりに最低値を記録…韓国輸出企業“赤信号”

ⓒ 中央日報日本語版
円ウォン為替レートが7年余ぶりの最低値を記録して韓国輸出企業への打撃が予想されている。

23日午前7時50分基準の円ウォン裁定為替レート(外換銀行告示)は100円=899.75ウォンを記録した。円ウォン為替レートが900ウォン台を下回ったのは2008年2月28日100円=889.23ウォン(終値基準)以降、7年2カ月ぶりだ。

円ウォン為替レートが7年余りぶりに最低値を記録したことで、韓国の輸出に赤信号が灯った。円ウォン為替レートが下落する場合、海外輸出市場で日本と競合している自動車、IT分野などにおける価格競争力が弱まるためだ。


ハイ投資証券の関係者は、韓国通信社「ニュース1」とのインタビューで、「国内の輸出が4月にも1けた後半、あるいは10%前後の縮小傾向が続く公算が高い状況で、円ウォン為替レートの下落は国内輸出の景気回復時点をさらに遅らせる要因として作用する公算が高い」とし「特に、円ウォン為替レートだけでなく、異種通貨に対するウォン価値の上昇基調が続くのは韓国輸出の景気回復に大きな障害物となる」と指摘した。

引き続き、この関係者は「中国景気の鈍化などの影響で中国向けの輸出不振が加わる可能性が高いなか、円ウォン為替レート下落は相対的に世界市場における韓国輸出占有率が日本輸出占有率に押される要因として作用する可能性がある」と付け加えた。



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