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<中南米歴訪>朴大統領、韓国型軽攻撃機のペルー輸出の支援へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中南米4カ国を歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領が18日午後(現地時間)、2つ目の訪問国であるペルーに到着した。ペルーではFA-50を含めた国産軽攻撃機の輸出を支援する首脳会談などの日程をこなす。軍と韓国航空宇宙産業(KAI)は今年下半期、ペルーの軽攻撃機の購買事業に関する機種選定を前にFA-50の輸出を推進してきた。朴大統領のペルー訪問を機にKAIが現地生産した基本訓練機(KT-1P)1号機の出庫イベントが開かれるのも韓国の軽攻撃機の性能を知らせる機会であるだけに、青瓦台(チョンワデ、大統領府)は輸出契約が妥結する可能性が大きいと判断している。軍当局は輸出契約が成立する場合、24機体と後続の軍需支援などを合わせて20億ドルの経済効果を創出するものとみている。

朴大統領は最初の訪問地コロンビアで同胞懇談会や6・25韓国戦争(朝鮮戦争)の参戦勇士懇談会を終えて空軍1号機(大統領専用機)でこの日ペルーの首都リマに到着した。朴大統領はコロンビアに続きペルー・チリ・ブラジルの同胞たちも順に会う予定だ。ペルー同胞懇談会は19日(韓国時間20日)に開かれる。韓国人の南米移民は約50年前に始まった。1962年12月オランダ国籍の移民船「チチレンガ」号に乗って釜山(プサン)港を出た103人が2カ月の航海の末、63年2月にブラジルで第一歩を踏んだ。60年代中盤にはテコンドー師範や留学生らがコロンビアに移住した。70年代には10人余りの「ひよこ鑑別士」がペルーに、6世帯の草花栽培農家がチリに移住して同胞社会を作った。

こうした初期の移民過程を経て現在、中南米には11万1000人余りの同胞が居住している。青瓦台関係者は「103人から始まったブラジル同胞は現在ブラジル衣類市場の50~60%を占有するなどブラジル衣類・ファッション産業の核心リーダーに成長した」として「チリ・ペルー・コロンビアでも多様な事業に進出して安定的な生活基盤を構築して現地の主流社会に進出している」と話した。朴大統領は宿舎のホテルに招いて用意したコロンビア同胞20人余りとの懇談会で「今後、両国間の協力がより一層活発になるので、同胞の皆さんにもより多くの機会が生まれると期待される。皆さんが頑張られるよう願う」と励ました。


朴大統領は同胞懇談会後、韓国戦争の参戦勇士の招請懇談会では父・朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領随行時期に会った参戦勇士と40年ぶりに再会した。戦勇士フランシスコ・カイセド(陸軍大佐予備軍編入)は75年に韓国政府の招きで訪韓し、青瓦台で朴正煕元大統領を表敬訪問したが当時、朴大統領も同席していた。懇談会でカイセドは当時朴元大統領と撮った写真を朴大統領に渡した。コロンビアは韓国戦争当時、中南米諸国の中で唯一戦闘部隊5100人余りを派兵した国だ。当時、戦闘部隊員213人が戦死した。

朴大統領は17日、コロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領との晩餐で「心を持つ者に忘却は難しい(Olvidar es dificil para el que tiene corazon)」というコロンビアの大文豪ガブリエル・マルケスの発言をスペイン語で引用し、派兵に謝意を表した。



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