R&Dに投入される政府予算がまともに使われて意味ある成果を出すには、国家レベルで巨視的な青写真がなければならず、分野によってオーダーメード型の執行計画が必要だ。多くの先端技術や製品はさまざまな分野間の協業が重要であり開発時間が非常にかかるため、事業間の連係性と政策の一貫性がR&Dの成否を決める。このためには汎政府次元でR&D事業に対する企画と調整が可能でなければならない。
しかし韓国には科学技術という船の船長すなわちコントロールタワー機能が事実上ない。今年19兆ウォンに達する政府のR&D予算は、未来創造科学部6兆5000億ウォン、産業通商資源部3兆4000億ウォン、保健福祉部5000億ウォンなどをはじめ33部署・委員会で掌握している。各部署から個別に上がってくる予算要求を企画財政部が検討して決めて国会で審査を受ける過程を経る。相当数の事業が技術はもちろん内容面でもさまざまなジャンルを包括する「クロスオーバー」的な性格を有しているが部署間の協議はほとんどない。
【中央時評】コントロールタワーなしにR&D革新は難しい=韓国(2)
しかし韓国には科学技術という船の船長すなわちコントロールタワー機能が事実上ない。今年19兆ウォンに達する政府のR&D予算は、未来創造科学部6兆5000億ウォン、産業通商資源部3兆4000億ウォン、保健福祉部5000億ウォンなどをはじめ33部署・委員会で掌握している。各部署から個別に上がってくる予算要求を企画財政部が検討して決めて国会で審査を受ける過程を経る。相当数の事業が技術はもちろん内容面でもさまざまなジャンルを包括する「クロスオーバー」的な性格を有しているが部署間の協議はほとんどない。
【中央時評】コントロールタワーなしにR&D革新は難しい=韓国(2)
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