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<成完鍾リスト波紋>韓国与党代表「首相去就の決断を」 朴大統領「帰国後に決定」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表が16日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で朴槿恵(パク・クネ)大統領に会い、成完鍾(ソン・ワンジョン)元京南企業会長から3000万ウォン(約330万円)を受けた疑いがある李完九(イ・ワング)首相の辞任が避けられないと建議したと、与党関係者が伝えた。

中南米訪問のためこの日出国した朴大統領は、出国直前の午後3時15分、金代表を青瓦台に呼んで予定になかった対話をした。45分間の対話の後、金代表は記者懇談会で「(成完鍾リスト波紋に関し)党内外で噴出する意見をそのまま伝えた」とし、「大統領は『よく知っている。帰国して決める』と述べた」と明らかにした。朴大統領は27日に帰国する。

与党関係者は「金代表が『現在の世論の流れでは、与党も李首相を保護するのに限界がある。首相が退かなければいけないようだ』と建議し、朴大統領も自分が帰国するまで状況に変化がなければ受け入れるという意志を表明したと聞いている」と述べた。ただ、朴大統領は訪問期間中、李首相の釈明が事実と確認される可能性も排除できないと述べたという。


朴大統領は対話で「疑惑を完全に解消できるのなら、いかなることでも検討する用意がある」とし「特検を導入することが真実の究明に役立つのなら、それも避ける理由はない」と強調した。また「不正腐敗を根絶する契機にならなければいけない」と強調した。

朴大統領が「帰国して決める」と述べたことに対し、李首相は「国政が揺れることなく、しっかりとやってほしいというお言葉」とし「動揺なくやっていく」と述べた。



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