事件の初期、「成氏と親しい関係ではなかった」と距離を置いていた李首相は、2013年8月から先月まで23回も会っていたことが明らかになると、「(当時)私が院内代表だったため、食事も一緒にし、議員会館にも訪ねてきた。1カ月に1、2回は多いわけではない」と詭弁を弄した。「2012年大統領選挙に関与したことはない」と話していたが、朴槿恵(パク・クネ)候補への支持を訴える天安(チョナン)での遊説の映像が公開されると、「正確に思い出せない」と言葉を変えた。昨日の国会での答弁では「同僚議員にも『(成氏には)気をつけるのよい』と助言した。非常に複雑な捜査、広範囲な捜査になるだろう」と捜査の過程をよく知っているような発言をし、議員の反発を招いた。
首相という地位にふさわしくない主張と危機を逃れようとする姿は、そうでなくても「成完鍾リスト」で衝撃を受けた国民の虚脱感と失望感を深めている。与党セヌリ党も首相辞任を公然と持ち出す状況となっている。
首相という地位にふさわしくない主張と危機を逃れようとする姿は、そうでなくても「成完鍾リスト」で衝撃を受けた国民の虚脱感と失望感を深めている。与党セヌリ党も首相辞任を公然と持ち出す状況となっている。
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