朴槿恵（パク・クネ）大統領は１５日、「成完鍾（ソン・ワンジョン）リスト」波紋に関し、「不正腐敗に責任がある人は誰であっても許されない」とし「国民もそのような人は許さないだろう」と述べた。

朴大統領は政府ソウル庁舎で開かれたセウォル号１周忌関連懸案点検会議で、「最近新たに疑惑が提起されたが、この問題は政治改革レベルで必ず正すべき」と明らかにした。朴大統領は「この機会に我々の政治で過去から現在まで問題がある部分は政治改革レベルで完全に明らかにする必要がある」とも語った。

朴大統領は１２日、「法と原則に基づき聖域なく厳正に対処することを望む」という立場を閔庚旭（ミン・ギョンウク）青瓦台（チョンワデ、大統領府）報道官を通じて出した。３日ぶりに、より明確な立場を示したのだ。


青瓦台の関係者は「李完九（イ・ワング）首相をはじめ、成完鍾リストに含まれた側近の不正が確認される場合、例外なく法と原則に基づき処理するという正面突破の意志を強く表現したものだ」と述べた。