イラスト=キム・フェリョン
米国最大の旅行情報企業「トラベルズー(Travelzoo)」によれば今年、遊客が最も求めている旅行キーワードは「深度遊」すなわち「ヒーリング」だ。最も行きたい国の2~4位は米国(31.4%)、ニュージーランド(26.8%)、豪州(25.6%)。驚くことに1位は領土紛争など中国の反日感情にもかかわらず39.6%を獲得した日本だった。円安で旅行費が安いという影響もあるだろうが、為替レートのおかげだけではない。すでに日本はビザ要件の緩和と免税店追加設置など遊客誘致に総力を挙げている。何よりも寿司や旅館など日本文化の特徴を浮上させて質で勝負しているのが遊客の好奇心を刺激した。中国人の旅行文化が変わりつつあるのを見抜いていたのだ。
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