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<セウォル号>生徒遺族1人あたり8億2000万ウォン賠償、慰労金支給

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
昨年、セウォル号惨事で犠牲となった壇園(ダンウォン)高校の生徒250人の遺族に1人あたり平均8億2000万ウォン(約8910億円)の賠償金と慰労金、保険金が支給される。共に犠牲となった教員11人の遺族は1人あたり平均11億4000万ウォン、一般乗客犠牲者の遺族はそれぞれ4億~9億ウォン程度を受けとると予想される。

セウォル号賠償・補償審議委員会は先月31日、第1次審議委員会を開いてセウォル号事故被害者に対する賠償・補償支給基準を議決したと1日明らかにした。審議委は4~10日に現場説明会を開いて今月中旬から被害受付を始める。これに伴い実際の補償金支給は5月からになると予想されている。

壇園高の生徒犠牲者に策定された賠償金は慰謝料1億ウォンと予想収入喪失額など合わせて4億2581万ウォンだ。ここに国民義援金として用意した1人あたり3億ウォンの慰労支援金と旅行者保険金1億ウォンが追加される。


犠牲になった教員の場合は慰謝料1億ウォンに予想収入の喪失額6億1900万ウォン、遅延損害金4300万ウォンなどが賠償額となる。これとは別に慰労支援金3億ウォンと教職員団体保険金を受けとる。

海水部関係者は「今年の予備費を財源に支給される賠償金は人的損害1300億ウォン、油類汚染・貨物損害100億ウォンなど1400億ウォン以上が必要になると予想している」と話した。支給される賠償金については国がセウォル号の船会社である清海鎮(チョンヘジン)海運と実際の所有主である兪炳彦(ユ・ビョンオン)一家ら事故責任者を相手に求償権を行使する予定だ。



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