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米心理学者も認めた韓国ドラマ『キルミー・ヒールミー』の緻密な台本

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

MBCドラマ『キルミー・ヒールミー』

韓国ドラマ『キルミー・ヒールミー』の人気が米国でも高まっている。

今月24日、MBC(文化放送)ドラマ『キルミー・ヒールミー』制作会社のファンエンターテインメントに「チン・スワン作家へ」というタイトルの一通の手紙が届いた。

手紙の差出人は米国フロリダ州に住むキューバ系作家で臨床神経心理学者のアナベルという女性だった。偶然インターネットを通じて同作を見た後、ドラマにハマってしまったというアナベルさんは、「フィクションという制限の中でDID(解離成人格障害)という病気と心理学的要素をドラマのどの部分からも逃さず、深く崇高な治癒的見解からドラマを作ったことに対し、敬意を表わします」と、チン・スワン作家が伝えたあたたかいメッセージと癒やしに感謝の気持ちを表した。


続いて「私は作家が劇中の緊張感とユーモア、カタルシスを作り出すために使用した立派なプロット構成とエピソード、徐々に明かされる過去まで、楽しみながらドラマを見ました」とし「ドラマの展開方式は想像を超え、20話という短い間内にこれ以上よく構成された完成度の高い作品は他にはないだろうと考えます。私の人生になくてはならない作品」と絶賛した。

また、主人公であるチソンとファン・ジョンウムへの言及も忘れなかった。手紙の中で、アナベルさんは「チソンさんとファン・ジョンウムさんにも感謝を申し上げたい。彼らは次元の違う演技を見せたと考えます」と伝えた。

制作会社側は「ジャンル物を楽しむ米国視聴者が推理物のように構成された逆転ストーリーに興味を持ったようだ」とし「甘いロマンスと心を癒やすあたたかいメッセージを加えたチン・スワン作家の筆力が、国内をはじめアジアだけでなくドラマの本場・米国視聴者の心まで揺さぶったようだ」と説明した。

一方、ドラマ『キルミー・ヒールミー』は放映期間中、アイドルに匹敵するファンドムを形成し、各種パロディを生み出す等、数多くのシンドロームを巻き起こした。



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