柳賢振(リュ・ヒョンジン、28、LAドジャース)
柳賢振は今、肩の痛みと戦っている。昨年は故障者リストに2回入り、今年のスプリングキャンプでは左肩の痛みを訴えた。先週の磁気共鳴画像装置(MRI)検査の結果、特に異常は見つからなかったが、2週間ほど休む予定だ。ドジャース球団は26日(日本時間)、「柳賢振が2012年末に入団する時の肩の状態と現在はほとんど変わらない」と明らかにした。しかし炎症緩和注射(コルチゾン)まで受けた柳賢振がまた痛みを訴えたのは問題だ。各分野の専門家に柳賢振の痛みの原因と対応策について尋ねた。
プロ野球の起亜とNCのチームドクターであるイ・サンフン・ソウル忠武病院長は「(柳賢振が痛みを訴えている)肩甲骨は下半身と腰を経たエネルギーが肩の関節にいく直前に通過する骨」とし「肩甲骨は軟骨や靭帯でなく筋肉が支えるために不安定だ。疲労が累積すればバランスが崩れ、肩甲骨の位置が変わり、肩やひじの関節に負荷がかかる可能性がある」と説明した。また「痛みが激しくて投球できない選手もMRIでは正常な場合がよくある。専門医の特別なケアと治療が必要だ」と強調した。
柳賢振のけがは多角的に見る必要がある。柳賢振は仁川ドンサン高2年だった2004年、左ひじ靭帯再建手術を受けた。それ以降、ひじのけがの再発を徹底的にケアしてきた。しかしひじを意識すると肩に負荷がかかる可能性がある。また韓国では下位打線を相手に力を抜いて投げた柳賢振が、メジャーでは全力投球を続けて無理をしたという分析もある。
<大リーグ>問題ないというが怪しい柳賢振の肩(2)
この記事を読んで…