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安定したカムリ、軽快なアコード、速いアルティマ…優劣つけがたい3モデル(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

トヨタ・カムリ(左)、ホンダ・アコード(真ん中)、日産アルティマ(右)はすべて世界で愛される代表的な日本車の中型セダン。故障のない信頼度と優秀な燃費は共通しているが、個性はそれぞれ違う。(写真=各企業)

世界的な人気の日本車にはトヨタ・カムリ、ホンダ・アコード、日産アルティマなどがある。高い完成度と無難な走行性能、低い故障率で愛されている。日本車の人気の秘訣は何か、比較してみた。

◆デザイン=3つのモデルは似た時期に発売されたが、その中でもカムリが先にデザインを変えた。現在、アコードとアルティマは2013年モデルと同じデザインだ。カムリはマイナーチャンジ作業を通じてシャープなイメージに生まれ変わった。一方、アコードは角張ったバランスの取れた姿を見せ、アルティマはソフトな曲線の調和が魅力だ。車体の大きさはアコードが最も大きい。幅も最も広い。次いでアルティマ、カムリの順だ。しかしこれは諸元上の数値にすぎず、肉眼で差を確認するのは難しい。室内の大きさを決めるホイールベース(軸間距離)は3モデルともに2775ミリで同じだ。

◆インテリア=室内デザインでも車両別に個性が生きている。室内の材質感ではカムリがリードしている。ソフトな素材を積極的に活用し、ステッチまで入れて高級感を強調している。アルティマも似た構成で高級感を出している。一方、アコードは伝統的な木材質を多用し、高級化を図っている。センターフェイシアモニターはアコードが8インチ、カムリとアルティマは7インチ。カムリのセンターフェイシアボタンは大きくして操作性を高め、アルティマは繊細な配置で個性を表現している。3モデルの座席はともに乗り心地に焦点が合わされ、長距離ドライブで疲労感を減らす。アルティマとカムリが運転席と助手席に電動座席機能を付けているのに対し、アコードは運転席にのみこの機能を付けている。


◆後部座席=後部座席の空間は3モデルともに十分だ。身長180センチ以上の人が座っても窮屈さを感じさせない。一方、後部座席の中央部分が最も低いカムリが視覚的に余裕が感じられるという評価を受ける。

◆トランク=中型セダンの場合、トランク空間も重要だ。諸元で見ると、447リットルの積載空間を誇るアコードがリードしている。カムリとアルティマはともに436リットルだ。活用性で見てもアコードが内部の突出部位が少なく、高い積載機能を誇る。アルティマは両側面に大きく飛び出した突出部があり、カムリのトランクはやや複雑な構造のデザインのために視覚的に狭く見える。

◆エンジンと変速機=カムリとアルティマには2.5Lエンジンが搭載されている。最高出力も大きな差はなく、それぞれ181馬力と180馬力。アコードにはこれより排気量が少ない2.4Lエンジンが搭載された。しかし最も強い188馬力の出力を誇る。最大トルクも25.0kg・m水準で、カムリの23.5kg・m、アルティマの24.6kg・mを上回る。変速機はアルティマとアコードが無段変速機(CVT)であるCVT、カムリは自動6段変速機だ。



安定したカムリ、軽快なアコード、速いアルティマ…優劣つけがたい3モデル(2)

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