これだけではない。5月に予定されたロシア戦勝70周年行事に朴槿恵(パク・クネ)大統領が出席するかどうかも韓国政府を困らせている。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記はすでに出席を決めた。だが韓国政府は朴大統領の出席に関しては口を閉ざしている。米国の顔色をうかがっているというのが定説だ。現在ではオバマ米大統領のモスクワ行きは不可能なものとみられる。行事前までにウクライナ問題の解決は困難とみられるためだ。
最近展開されている一連の状況は、同盟と国益の間での選択の問題とも見ることができる。だが、韓国の恣意的選択が強調されるよりはジレンマに陥ったという方がさらに説得力のある解釈のようだ。
最近展開されている一連の状況は、同盟と国益の間での選択の問題とも見ることができる。だが、韓国の恣意的選択が強調されるよりはジレンマに陥ったという方がさらに説得力のある解釈のようだ。
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