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JLPGA進出の韓国女子軍団は「フィールドの外交官」(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版

李ボミ(写真=ルコックゴルフ)

「韓国選手は本当に強い」。8日に沖縄・琉球GCで終わった日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアー、ダイキンオーキッドレディス。今年の日本ツアー開幕戦であるこの大会を取材しに来た日本『ゴルフダイジェスト』の糸井順子記者は韓国選手をこのように評価した。糸井氏は「3度も賞金王になった安宣柱(アン・ソンジュ)が健在で、世界ランキング1位にもなった申智愛(シン・ジエ)らが加勢し、韓国選手の戦力がさらに高まった。今年も韓国選手同士が優勝争いをする可能性が高い」と話した。

◆日本は選手中心のツアーが魅力…約20人の選手が活躍

米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーだけでなく日本女子ツアーでも韓国ゴルフが旋風を起こしている。今季JLPGAツアーで活動する韓国選手は20人を超える。毎年ツアーカードを失う選手がいるが、また新しい顔が流入し、着実に増える傾向だ。実利を考えればツアーの規模が大きくなった韓国、名誉を考えれば世界最高の舞台である米国に行くべきだが、日本はその2つを適切に満たせる舞台として人気だ。


日本ツアーの最も大きな魅力は「選手中心のツアー」という点だ。国内ではグリーンの片隈で練習時間に制限を受けながら練習していた選手たちは、日本ツアーの練習環境に驚いている。2011年に日本にデビューした李ボミ(イ・ボミ、27)は「練習環境が最高。月曜日から日曜日まで大会に合わせてゴルフ場を運営をするので、いつでもラウンドできる。日本のコースはフェアウエーが狭く、2つのグリーンで作られていて精巧さが重要だが、このようなコースで競技をすれば実力がさらに高まりそうだ」と述べた。

コースの外でも選手中心の便宜サービスは続く。選手は大会を終えれば軽い荷物だけをまとめて次の大会場所に移動すればよい。ゴルフクラブはクラブハウスで宅配サービスを申し込めば、次の大会場に到着する前にゴルフ場に送られる。2001年に日本にデビューした李知姫(イ・ジヒ、36)は「以前には日本で経験してから米国に行くべきだと考えたことがあった。ところが日本ツアーで活動してみると、環境がよいため他のツアーに行きたいという気持ちがなくなる」とも語った。

1985年に故具玉姫(ク・オッキ)がJLPGAツアーで初優勝して以来、韓国選手は日本舞台で計158勝している。初勝利から25年後の2010年7月、安宣柱がスタンレーレディースゴルフトーナメントで優勝して100勝となったが、その後4年半で58勝を追加した。韓国選手の日本進出が増え、2011年(8勝)を除いては2008年から毎年2けた優勝をしている。2012年にはシーズン最多勝の16勝をマークした。 (中央SUNDAY第418号)



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