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韓国国防部「周辺国、わが国の国防政策に影響行使してはいけない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国国防部のキム・ミンソク報道官は17日、「〔THAAD(高高度ミサイル防衛体系)に関連して〕周辺国がわが国の国防政策に影響力を行使してはいけない」と述べた。同日、ソウル龍山(ヨンサン)の国防部で行われた定例ブリーフィングでだ。キム報道官は「周辺国はそれぞれそれなりの立場はあるだろうが、米国政府が(THAADの在韓米軍への配備を)決めて協議を要請してくれば、軍事的な利益などを考慮してわれわれの主導で判断して決める。これは韓国政府の一貫した立場」と述べた。特に、キム報道官は「このような政府の立場を、先月4日にソウルで開かれた韓中国防相会談の時にはっきりと伝えた」と付け加えた。キム報道官の言及は、最近THAADの韓国配備をめぐって中国やロシアなどが懸念を表明し、外交的な圧迫を加えている状況から出た言葉ということで注目される。

キム報道官は「在韓米軍のTHAAD配備に関連した問題は、漸増している北朝鮮の核およびミサイル抑制策と対応策という観点からスタートした」とし「国防部は国民の命を守り、安全を図るという次元ですべての事柄を決める」と話した。

それと共に「韓民求(ハン・ミング)国防部長官は昨年10月7日、在韓米軍のTHAAD配備は安保と国防の観点から見るべきで、(北朝鮮の)核とミサイルの脅威に使える手段が制限されている状況で在韓米軍が(THAADを)配備する場合、わが国の安保と国防に役立つと話した」と付け加えた。北朝鮮の核とミサイルがTHAAD配備論争の引き金となっている以上、これを迎撃するTHAADの配備が韓国国民の命と安全を守るために役立つという判断を国防部がしているということだ。

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