まず憂鬱な統計値から見よう。韓国の中小企業賃金は大企業の56.7%だ。ドイツは85%だ。夜勤・超過勤務など非人間的労働条件も中小企業がもっと深刻だ。就活学生の目に大企業しか見えないのは当然だ。普段はサムスン批判派だったが入社時期にはみんなサムスン称賛派に急変する。現代自動車を「水が漏れるサンタフェ」と笑いながら、入社の関門である歴史エッセイを書くのに余念がない。
振り返れば韓国も1988年には中小企業賃金が大企業の78.1%ある国だった。どこで深刻な二極化が始まったのだろうか? 冷静に見れば半分は大企業の躍進のためだ。昨年大企業の海外売り上げの割合は平均48%(サムスン電子は実に89%だ!)。輸出と海外生産でグローバルバリューチェーンに成功裏に組み込まれたのだ。残りの半分は中小企業が縮んだためだ。昨年の中小企業の海外売り上げは14%。逆に国内販売の割合は86%でこの12年間に4.2ポイント上昇した。一言で井の中の蛙と変わらない。
【時視各角】サムスン電子・現代自動車は忘れなければならない(2)
振り返れば韓国も1988年には中小企業賃金が大企業の78.1%ある国だった。どこで深刻な二極化が始まったのだろうか? 冷静に見れば半分は大企業の躍進のためだ。昨年大企業の海外売り上げの割合は平均48%(サムスン電子は実に89%だ!)。輸出と海外生産でグローバルバリューチェーンに成功裏に組み込まれたのだ。残りの半分は中小企業が縮んだためだ。昨年の中小企業の海外売り上げは14%。逆に国内販売の割合は86%でこの12年間に4.2ポイント上昇した。一言で井の中の蛙と変わらない。
【時視各角】サムスン電子・現代自動車は忘れなければならない(2)
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