引き続きイ・インジョン副社長がマイクを受けとった。サムスン電子無線事業部のB2B(企業対象事業)開発チーム長だ。彼は「S6は企業用として使うのに最も適したスマートフォン」と自負した。すでに露呈したターゲットであるアップルのほかに、サムスンが何を狙っているのかがあらわれた瞬間だった。まさに企業用スマートフォン市場だ。準備も徹底していた。
懇談会でイ副社長はサムスンの「新たな友人」を紹介した。彼は「マイクロソフト(MS)とビッグディールをした」と話した。S6にはMSの電子メモ帳「ワンノート」、エクセルが含まれた「オフィス365」などが基本搭載された。企業で毎日使う業務プログラムだ。S6を会社フォンとして大量購入すればほかの商品を導入せずともすぐに使えるというメッセージだ。代わりにMSは、先月サムスンに対する特許料紛争の終結を宣言した。
サムスンが狙ったのはアップルだけではない(2)
懇談会でイ副社長はサムスンの「新たな友人」を紹介した。彼は「マイクロソフト(MS)とビッグディールをした」と話した。S6にはMSの電子メモ帳「ワンノート」、エクセルが含まれた「オフィス365」などが基本搭載された。企業で毎日使う業務プログラムだ。S6を会社フォンとして大量購入すればほかの商品を導入せずともすぐに使えるというメッセージだ。代わりにMSは、先月サムスンに対する特許料紛争の終結を宣言した。
サムスンが狙ったのはアップルだけではない(2)
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